レアメタルリサイクルＷＧ、リチウムなど重要鉱種選定

　経済産業省と環境省は2日、東京・日本橋室町の野村コンファレンスプラザ日本橋で第5回使用済み小型家電からのレアメタルの回収および適正処理に関する研究会リサイクルシステムワーキンググループを開催した。

　この中で、中国からのレアアース輸出が遅滞化している足元の問題などを踏まえ、あらためてレアメタル、レアアース資源供給の偏在性と寡占化に対応していく必要性が指摘された。その上で、今後、使用済み小型家電からリサイクルを進めていくべき対象鉱種として、需給、価格、カントリーの3リスクに、現行のリサイクルの状況を勘案して、次の重要13鉱種（一次案）を選定した。