2011年2月24日

トステム、工場内で太陽光発電

 トステム(本社=東京都江東区)は23日、有明工場(熊本県)と岩井工場(茨城県)内に太陽光発電施設を建設し、3月から本格稼働すると発表した。投資額は約38億円。アルミ製の架台を使うなどして工事費を抑えた。同社によると電力会社や太陽光関連企業以外の施設としては国内最大規模となる。遊休地を有効活用し、コスト削減や環境負荷の軽減につなげる。

 両工場の遊休地(合計で25万平方メートル)に発電施設を設置。有明工場の施設は「熊本県LIXIL有明ソーラーパワー」、岩井工場は「茨城県LIXILつくばソーラーパワー」と命名し、今年1月から発電を開始した。4月以降は小学校や会社団体などの見学者を受け入れ、太陽光発電の普及啓蒙活動を展開する。

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