2011年7月15日

改正鉱業法案、原案通り可決

 参議院は14日、経済産業員会(柳澤光美委員長=民主)を開催し、改正鉱業法案を審議した結果、原案通り全会一致で可決された。

 審議では海江田万里経産相が、排他的経済水域(EEZ)内に賦存する石油、天然ガス、海底熱水鉱床、メタンハイドレートなどの資源開発に乗り出そうとする特定開発業者を選定する許可要件として(1)試掘計画の有無(2)過去の採掘実績(3)事業推進の資金的裏付け(4)鉱害が発生した場合の対応可能性――などを示した。