2011年11月17日

神岡鉱業、亜鉛精鉱 多様化にめど

 三井金属の亜鉛製錬拠点である神岡鉱業(岐阜県飛騨市、森俊樹社長)は、難処理鉱石(精鉱)など原料の多様化にめどをつけた。主要原料にしている豪センチュリー鉱山が数年後に閉山を控えているため、同鉱山とは粒子の大きさが異なる精鉱を処理するための設備を導入。代替原料となる複数の南米鉱山の精鉱などを処理できる体制を整えた。

 大きな課題の一つが解決したことから、今後は工場全体の7割を占める自家発電機能などを強化しながら、亜鉛製錬の競争力を強化していきたい考えだ。







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