2012年8月6日

三菱マテリアル、タングステン調達多様化

 三菱マテリアルは超硬工具に使うタングステン原料の供給源を多様化する。タングステンの生産は中国が世界の80%を占めており、日本が輸入している中間原料の中には、ほぼ全量を中国に依存しているものもある。このため豪州などタングステン資源の埋蔵量が比較的大きい国や地域にも供給源を広げることで、原料の安定調達体制を構築したい考え。使用済み超硬工具の回収を通じたリサイクル原料も積極的に活用するなど原料の種類も拡充する方針だ。

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