2013年4月23日

神戸製鋼、アルミ鍛造 中国の増強設備稼働

 神戸製鋼所は22日、自動車サスペンション用アルミ鍛造部品の中国製造拠点、神鋼汽車●部件(蘇州)の増強工事が完了し、導入した新設備が稼働を開始したと発表した。生産能力は月約25万本となり、従来に比べほぼ倍増する。上工程の溶解鋳造設備も併せて導入したことで、コスト競争力の向上も見込める。中国の自動車販売は2009年以降、世界首位を維持している。近年は環境規制などを背景に車体軽量ニーズも高まっており、サスペンション用鍛造部品の需要増加が期待できるとして、能力増強に踏み切った。

●=かねへんに呂







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