2013年10月11日

中国産マグネシウム地金価格、生産過剰を意識

中国産マグネシウム地金価格は、8日時点の日本向け輸出価格がトン2620―2640ドルと、ここ1カ月半で200ドル程度下落した。年初からの生産過剰が再び意識されていることが、価格下落の大きな理由。今後は、中国最大の生産地で4割強の生産量を誇る陝西省の生産コスト2600ドルをにらんだ、底値を探る展開が予想される。非鉄金属専門商社タックトレーディングの上島隆社長は、「一時的には2600ドルを割り込むこともあり得る」との見通しを示している。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more