2013年11月26日

インドネシア禁輸の緩和検討 国内 代替原料の調達準備

インドネシアの鉱石輸出禁止方針をめぐり、現地と日本の動きが慌ただしくなってきた。現地では、2014年1月1日からの完全禁輸を緩和する方向で、関係省庁が諸条件を検討・調整中とされる。日本で禁輸の影響をもっとも受けるフェロニッケルメーカー3社は、フィリピン産やニューカレドニア産の代替原料の調達準備を進める。銅では、日本企業連合の出資するバツ・ヒジャウ銅鉱山(スンバワ島)で、精鉱の輸出可否が注視される。