2013年12月3日

アーレスティ、アジア売上高3割増 ダイカスト下期見通し

アーレスティは、アジア向けダイカストの売上高が増加しそうだ。先月末に都内で開催した決算発表説明会で、高橋新社長は、「今期は中国が前期比4割強、インドが2割弱、増える見通し」と語った。中国は、子会社の広州阿雷斯提汽車配件(広東省、蒲生新市代表)が引き続き好調、合肥阿雷斯提汽車配件(合肥市、松下秀之代表)は夏から日産自動車向けにエンジンブロックの納入を開始した。インドは、これまでの低価格を是正することで、来期には黒字化を目指す。 主力のダイカスト事業は、アジアでの売上高が下期は上期比29・2%増、純利益は1億4600万円を見込む。上期は4億9600万円の純損失だった。日中関係の悪化などを受け中国内での自動車生産の戻りが鈍かったことや、インドが低収益にとどまったことが影響した。







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