2013年12月26日

住友鉱山、COF事業から撤退

住友金属鉱山は25日、液晶テレビ部材のCOF(チップ・オン・フィルム)事業から撤退すると発表した。現在間接保有するCOF生産子会社・台湾住鉱電子(所在地=台湾高雄市)の株式70%を、同30%を保有する液晶材料メーカー、長華電材(所在地=高雄市)に約2億5000万台湾ドル(約8億6500万円)で譲渡する。期日は2014年3月末日。撤退により、材料事業の「選択と集中」を推し進める。COFは液晶駆動用ICと液晶パネルをつなぐ、テープ状の配線材。