2014年1月14日

鉛スクラップ、品枯れ懸念 建値上昇で放出加速

鉛スクラップの市中発生において、年初から品枯れが懸念されている。価格指標の国内鉛建値が年明け、2年9カ月ぶり高値のトン7000円アップの29万円に改定。ただし、値ごろだった昨秋からすでに手持ち筋の売り意欲が上向いていて、市中の放出余力も尽きかかっており、「春からの荷枯れが心配」(集荷業者)されている。