2014年2月28日

大雪被害の古河電工・日光 熱間圧延設備は無事 完全復旧に10カ月

古河電気工業は27日、大雪で一部建屋が崩落した伸銅品生産拠点の日光事業所(栃木県)の被害状況について、熱間圧延設備はほぼ無事なことが確認できたと発表した。このため、4月初めには熱間圧延工程を稼働させ、同月中旬にオリジナル合金条の供給を再開できる見通し。同業メーカーから中間製品の供給を受けられる汎用品については、3月下旬にも供給再開を目指す。ただ、建屋を含む完全復旧は12月までかかると見込まれ、その間は稼働体制が制約される。