2014年5月13日

LME価格、ニッケル2万ドル乗せ ヴァーレ工場停止映す

ロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場は、約2年2カ月ぶりにセツルメント(前場売値)がトン2万ドルを回復した。伯資源大手ヴァーレのニューカレドニア工場からの生産停止を強材料に、投機筋によるショートカバー(売りポジションの買い戻し)が入った。2営業日の上昇率は8・2%と、上げのピッチが速まってはいるものの、野村証券経済調査部の大越龍文シニアエコノミストは、「供給改善の見通しが立たない中では、引き続き相場は上値を試しやすい」と指摘する。







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