2014年11月26日

古河AS、FFC生産体制を強化

古河電気工業グループで自動車用ワイヤーハーネスや電子・電装部品を手掛ける古河AS(滋賀県犬上郡、柴田勝美社長)は、SRC(車載エアバッグ用コネクター)向けのFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)で生産体制を強化する。フィリピンの現地法人「フルカワ・エレクトリック・オートパーツ・フィリピン」(FEAP社)は現在、FFCのラインが1台あり、年内をめどにさらに1台増設し2台体制として生産能力を倍増させる。同社はSRCで世界シェア約40%とトップの位置を占めており、強みのある製品向けで供給力を高め、一段と競争力向上を図っていく。