2015年11月5日

神戸製鋼、車用アルミ鍛造部品 米拠点能力4割増

 神戸製鋼所は4日、5660万ドル(約68億円)を投じて米の自動車サスペンション用アルミ鍛造部品製造拠点の設備を増強し、能力を約4割増の月産75万本に引き上げると発表した。2017年からの稼働を目指す。同国で自動車の燃費規制が強化され、鉄製より軽量なアルミサスペンションの需要が増加している。一昨年から昨年にかけて増強投資を実施し生産能力を5割引き上げたばかりだが、さらに能力を拡大することで成長する市場に対応する。