2018年4月4日

神戸製鋼所、車用ハイテン製造体制増強 加古川に500億円投資

 神戸製鋼所は4日、約500億円を投じて自動車用ハイテン鋼板の製造体制を増強すると発表した。車体軽量化と衝突安全規制を受け、自動車メーカーからハイテンニーズが質・量ともに高まっていることを受け実施するもので、加古川製鉄所(兵庫県加古川市)の薄板工場で酸洗および冷間圧延の連続ライン・PTCM設備の増強、熱処理を行う連続焼鈍設備の新設などによって新ラインを設置する。生産能力は年間24万トン、2021年2月の稼働開始を目指している。