2015年12月22日

WGC、7―9月 金需要8%増

 金の国際調査機関であるワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)はこのほど、7―9月期の金の世界需要が1120・9トンと、前年同期比8%増えたと発表した。米国の利上げ観測が高まるとともに金価格が低迷したことで、需要が上向いた。例年落ち込む傾向にある第3四半期の宝飾品需要だが、6%増の631・9トンと2008年以来の高水準だった。金地金とコインの需要は33%増の295・7トンと、2年ぶりの高い伸びを示した。

スポンサーリンク