2016年1月12日

JX金属、電材加工に重点投資 次期中計で差別化推進

 JX金属は、2016年度からの次期3カ年中期経営計画で、新規の成長戦略投資は電材加工事業に重点を置く方針だ。市況下落で上流部門が苦戦するなか、圧延銅箔やターゲット材料など他社と差別化でき競争力が高い電材加工事業で成長を図り、企業収益の安定化につなげる。資源開発事業はチリのカセロネス銅鉱山の操業の安定化を最優先し、銅持ち分権益量の引き上げについては慎重に検討。製錬事業はコスト競争力強化を推進する。

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