2016年2月29日

大木伸銅、営業益4割減

 大手黄銅棒メーカーの大木伸銅工業(本社=東京都板橋区、大木宗治社長)の2015年12月期単独決算(不動産事業含む)は、営業利益が前期より40%強少ない5億円台となった。年間生産量は3万2000トン台と前期から微減にとどまったが、夏前から年末までほぼ一貫して銅価が下落したことで利益が目減りした。今期(16年12月期)は増益を見込むが、需要、相場とも見通しがきかない状況で、上積み幅については慎重な見方を示す。

スポンサーリンク