2016年3月28日

廃液から金・パラジウム、紅藻用いて効率回収 筑波大と産総研が成功

 筑波大学と産業技術総合研究所は23日、硫酸性温泉に生息する紅藻を用いて、低濃度の金属廃液から金とパラジウムを効率的に回収することに成功したと発表した。現在主流の活性炭やイオン交換樹脂で回収可能な濃度の10分の1以下の低濃度でも90%以上の回収率を示した。低コストかつ低環境負荷のリサイクル技術の開発につながるものとして期待される。

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