2016年11月10日

アルミHD需要減、軽圧メーカー業績に影

 パソコンなどの記憶装置に使うアルミ製ハードディスク(HD)基板の需要が落ち込み、材料のブランク材などを製造する企業の業績を下押ししている。アルミHDを組み込んだ駆動装置(HDD)が搭載されるデスクトップ型のパソコン販売が落ち込んでいることや、HDDがNANDフラッシュメモリーに置き換わっていることが背景にある。ブランク材メーカーでは拡販によるシェア拡大などで需要減を補う考えだ。来期以降については信頼性や価格でフラッシュメモリーより依然優位にあるアルミHDの需要がサーバー向けを中心に上向くのではないかとする見方が多い。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more