2016年11月28日

銅スクラップ、買い手市場に転換 メーカー購入低迷、余剰感

 銅スクラップ市場が売り手市場から買い手市場に転換している。国内価格の指標となる銅建値が急騰したことで発生が急増。しかし、売り先である伸銅メーカー各社が購入量を増やしていないため、需給が急速に緩んでいる。売り手が高値での買い取りを希望しても、割安な買値しか提示しない原料問屋がほとんどだ。