2017年1月19日

因幡電機産業、被覆銅管を値上げ 3月出荷分から一律20%

 因幡電機産業はこのほど、空調用被覆銅管の販売価格を値上げすることを決めた。昨年11月から急騰した銅地金価格のコスト上昇分を転嫁するのが目的で、直管・コイルの全製品を対象にして3月1日出荷分から、現行価格より一律20%値上げを順次実施する。定価制の被覆銅管業界ではコスト転嫁が急務になっており、今後は他社にも同様の動きが広がりそうだ。