2017年1月24日

日立金属ネオマテリアル、クラッド集電箔開発 高容量LiB向け

 日立金属の100%子会社である日立金属ネオマテリアルは23日、次世代の高容量リチウムイオン電池(LiB)に対応する高強度のクラッド集電箔を開発したと発表した。ニッケル―ニオブ合金と銅の3層構造で、引張強度は880メガパスカルとLiBの集電箔に現在使われている銅箔より大幅に高い。すでに電池メーカーなどでのサンプル評価を受けており、2019年ごろの量産開始を予定している。