2017年1月27日

海外現地法人、銅電線出荷20万トン確保

 日本電線工業会は26日、前年度から始めた海外現地法人出荷統計データ調査結果(有効回答33社、101法人)を発表し、16年度上期は、銅電線が前年同期比1・5%減の20万4603トンになった。前年実績は割り込んだものの、ほぼ同水準を維持し20万トン台を確保。これに対し、アルミ電線は3万5904トン(同21・4%増)と底堅く推移する動きを見せた。電線工業会では、日本国内にとどまらず、グローバルに発展・拡大する日本の電線産業の実情を正しく把握するため、同調査を開始。国内外の電線出荷を合わせると、自動車用など高水準の需要を保っていることが分かった。

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