2018年8月10日

4ー6月期業績 アルミ圧延2社経常減益

 国内アルミ圧延メーカー大手の2018年4―6月連結決算が9日出そろい、経常利益を公表している3社中2社が減益となった。アルミ地金価格の上昇で棚卸評価益を計上したほか、一部メーカーでは販売数量が増え、海外拠点の業績も改善したが、原油高を受けたエネルギーコストの上昇が打ち消した。下期はエネルギー価格上昇の影響がより強まる見通し。一部メーカーは現在大手顧客とアルミ板の加工賃引き上げ交渉を行っており、下期での効果発現に期待するが、現時点では不透明感が強いとして全社が19年3月通期見通しを据え置いた。







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