2018年8月31日

住友金属鉱山・住友商事、米ポゴ金山を売却

 住友金属鉱山と住友商事は30日、米ポゴ金鉱山の全権益を豪州の産金大手ノーザンスター・リソーシズに計2億6000万ドル(約290億円)で売却すると発表した。鉱山の採掘寿命が近づき産金量が年々漸減する中、損益状況や閉山費用を勘案して、譲渡を決めた。住友鉱は金権益生産量年30トンの長期目標を掲げており、操業中の菱刈(鹿児島県)、事業化調査(FS)中の加コテに続く、優良権益の獲得を引き続き目指す。