2018年12月11日

LiBスクラップ荷詰まり

 リチウムイオン電池(LiB)スクラップの荷詰まり感が強まっている。輸出先の中国の買い止めに加えて、コバルト相場の先行き不透明感が増して手持ち筋の放出が相次ぎ、スクラップが直納筋に滞留する事態となっている。今年前半までの電気自動車(EV)ブームを背景に、中国の旺盛な買い気で活況を呈したスクラップ市場だったが、その反動は日を追って深くなっている。

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