2019年3月1日

アルミ圧延品生産、1月減少

 日本アルミニウム協会がこのほど発表した1月のアルミ圧延品生産量(板・押出合計)は前年同月比3・7%減の14万2811トンだった。出荷も15万335トンと前年を2・1%下回り、生産・出荷ともに13カ月連続のマイナスとなった。板は主力の缶材や自動車材は前年を上回ったが、それ以外の液晶・半導体製造装置向けやLNG運搬船用タンク向けなど幅広い分野で需要が振るわなかった。押出も鉄道など自動車以外の輸送機器向けを中心に前年実績を割り込んだ。