2019年4月22日

関西の伸銅品流通、実需の見極め難しく

 関西地区の伸銅品流通筋で、実需見極めの難しさがささやかれている。板条を中心に伸銅メーカーの納期長引きが深刻化し、入荷とともに即日出荷を余儀なくされる在庫が多い中で、景気減速感から実需は下降しているとの見方もあり、納期が短縮した後の需要反動減も織り込む必要も出てきた。扱い筋は「自社在庫の落としどころが難しい」(大手問屋)と話す。