2019年4月26日

ミャンマー産希土鉱石 中国が禁輸へ

 中国政府が5月にミャンマーからの希土鉱石輸入を禁止するとささやかれている。日本の業界関係者によれば、中国は現在、イオン吸着鉱の内需の8割をミャンマーに依存すると目される。在中国の希土類分離メーカーが鉱石を入手しづらくなれば、イオン鉱の価格高騰、ひいてはイオン鉱に多く含まれるジスプロシウムやテルビウムの価格高騰が予想されるという。ジスプロシウム、テルビウムは主に希土類焼結磁石に使われる。