2019年12月2日

鉛原料 粗鉛に姿変え輸出増

 鉛原料の海外流出懸念が再び高まっている。昨年末に廃バッテリー(使用済み自動車用鉛蓄電池)輸出は全面的に止まったが、中間原料の粗鉛(ブリオン)に相当する鉛合金輸出が増加。財務省貿易統計によると、10月輸出は年初から3倍近い1993トンに達した。国内精製能力の不足によって余剰が生じているためで、廃バッテリー発生が増える冬季にかけて、さらに増える可能性もある。







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