2020年1月8日

レアメタル 需要低迷で底値探り

 レアメタルの国際相場が底値を探っている。半導体・エレクトロニクス関連の需要低迷が続いている上に、2月の春節休暇(旧正月)を控えた換金売りが重なって、売り優先の展開が継続。ビスマスは25年ぶり、セレンは3年半ぶりの安値を更新した。中国のレアメタル取引所在庫の行方をめぐる不透明感も、一部鉱種で重石となり続けている。