2020年1月21日

JX金属 次期3カ年投資、成長戦略に過半

 JX金属の村山誠一社長は2020年4月始まりの次期3カ年中期経営計画で、設備投資額を現3カ年中計よりも増やし、半分以上を将来成長に資する戦略投資に振り向けたい、と産業新聞社などに語った。機能材料事業や薄膜材料事業の生産増強、金属粉などの新規製品の事業化、事業買収などのグループ外への投資を主に描く。17年5月公表の現中計では3カ年累計2000億円の設備投資計画を掲げ、うち700億円を戦略投資と位置づけた。