2020年8月4日

銅建値72万円 鉛25万8000円 亜鉛29万5000円



 JX金属は3日、8月積み銅建値をトン1万円引き下げ72万円に改定したと発表した。海外銅相場続落を反映した。  現地31日のロンドン金属取引所(LME)銅現物セツルメント(前場売値)は6446・5ドル。中国の7月製造業購買担当者景気指数PMIが堅調だったことで前回建値改定時を47ドル上回った。だがニューヨーク商品取引所(COMEX)の当限セツルメントは、ポンド2・859ドルと0・046ドル(トン換算101ドル)下落した。  週明け3日の東京為替相場(TTS)は1ドル=107・13円で、0・99円の円安ドル高だった。



 三菱マテリアルは3日、8月積み鉛建値をトン25万8000円で据え置くと発表した。指標となった現地31日のLME鉛現物セツルメントは1843ドルと前回建値改定時から25・5ドル下落。3日の東京為替TTSは1ドル=107・13円で、1円ちょうどの円高ドル安だった。

亜鉛

 三井金属は3日、8月積み亜鉛建値をトン6000円引き上げ29万5000円に改定したと発表した。指標となった現地31日のLME亜鉛現物セツルメントは2299ドルと前回建値改定時から111ドル上昇。3日の東京為替TTSは1ドル=107・13円で、1・39円の円高ドル安だった。