2020年10月23日

LME銅、2年4カ月ぶり7000ドル台 チリのストで供給懸念

ロンドン金属取引所(LME)の銅3カ月先物が、約2年4カ月ぶりの高値水準となるトン7000ドル台を瞬間的に回復した。世界最大の生産国チリでのストライキにより、供給懸念から買われた。最大消費国である中国の需要が堅調な中、米国の追加経済対策を巡る期待感も相場を後押しする。銅の上昇に引っ張られる形で、他の非鉄金属も軒並み値を上げている。