2020年12月23日

伸銅品生産 前年程度に戻る

 日本伸銅協会が22日発表した11月の生産速報によると、総生産量は前年同月比1・2%減の6万966トンだった。24カ月連続の前年同月割れで、11月としては1976年以来の低水準を記録。ただ、9月から急速な生産回復を続けており、前年同月の生産量と比べるとほぼ同程度まで戻っている。主要品種では銅条、黄銅条、青銅板条が前年より増加した一方、銅管、黄銅棒は依然として下回っており、回復にばらつきが見られる。