2021年7月26日

昭和電線CS アルミより線で不適切試験判明

 昭和電線ホールディングスは21日、100%子会社の昭和電線ケーブルシステム(本社=川崎市川崎区、川瀬幸雄社長)が販売する鋼心アルミニウムより線と硬アルミニウムより線で、需要家との間で定めた試験方法と異なる方法で試験を行っていたことが判明したと発表した。この製品は主に架空送電に使われており、電力会社などおよそ15件に納入した。開始時期は調査中で、自主的に是正した2018年9月まで行っていた。過去に出荷した製品は、現在までのところ品質に不具合が生じた事例はないとしている。

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