2022年7月8日

特金スクラップ ニッケル系が続落

7月1週の特金スクラップ相場はニッケル系が続落した。しゃぶり、新切れなどのニッケル系ウワ物は前月比キロ110円安の2720円あたり。ロンドン金属取引所(LME)ニッケル相場6月平均が前月比約8%下落し、ニッケル系スクラップも値を下げた。タングステンは、国際相場は横ばいだったものの、為替が約4%の円安に振れたため上昇。コバルト系は横ばい、モリブデン系は下げた。需給面では、需要家であるミルや特殊鋼メーカーの引き合いが弱まっている。