2023年9月21日
市原金属産業、メタルスクエアのホール改装 交流の場へ、多目的に活用
大手非鉄製品流通の市原金属産業(本社=名古屋市中区、市原正樹社長)は、主力拠点のメタルスクエア(名古屋市南区大同町)のホールを8月下旬にリニューアルオープンした。カフェのような居心地の良い空間とし、気軽にミーティングなども行える交流の場として多目的に活用する考えだ。
同社では、独自の環境方針である「ies」(イチハラ・エコ・スタンダード)の考えのもと「省エネルギーと快適さの両立」を目指している。5月には営業フロアをリニューアルし、さらに7月にはシステム経理課のフロアもリニューアルを実施している。
今回は従来から昼食休憩や会議などで使用していたホールのリニューアルを実施。設計・施行をカグクロ(本社=東京都)に依頼し、木目や緑に囲まれた癒しを与えるデザインに仕上げた。広さは約75平方メートル、定員は約40人。家具なども人に優しいデザインを採用、福利厚生施設として過ごしやすい空間とすることを心掛けた。
採用活動や来客対応のため、大型ディスプレーを設置した。ドア正面には照明で文字が浮かび上がる意匠性が高い社名ロゴを掲示し、企業イメージの向上にもつなげていく。
社員が部署や役職を超えてコミュニケーションを図りながら仕事ができるフリーアドレスの場の一環としても活用するため、持ち運び可能なポータブルバッテリーを複数常設している。ドアを常時開放し利用頻度向上を促進するとともに、社外から気軽に来訪できる場とする。
今後はグループ各社の職場環境の改善なども視野に入れ、改善を進めていく考えだ。
同社は1924年創業の老舗非鉄製品流通。名古屋市南区大同町に物流拠点メタルスクエアを構える。黄銅棒をはじめ伸銅品、アルミ、ステンレス、加工品、リサイクル原料など幅広く金属材料を取り扱う。
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