アルミ圧延品 10月出荷減少幅縮小

アルミ圧延品（板・押出）の出荷量の減少幅が縮小してきた。日本アルミニウム協会が30日に発表した10月のアルミ圧延品の生産・出荷動向によると、板・押出の出荷量は対前年同月比で20カ月連続のマイナスだった。一方で主要分野の缶材、自動車は前年を上回っており、板・押出合計の出荷量は前年同月比1・4％減の14万9462トンと小幅な減少にとどまった。箔も車載用リチウムイオン電池（LiB）向けの回復で前年並みの水準に持ち直した。