2017年5月17日

英リオ・ティント、鉄鉱石累計出荷50億トン

 英資源大手のリオ・ティントは西豪州の鉄鉱石の累計出荷量50億トンを達成した。来日したクリス・ソールズベリー鉄鉱石部門CEOが産業新聞などの取材に応じ、西豪州の生産能力はインフラに応じて年間3億6000万トン体制を来年確立するが、効率化や生産性など価値を重視し、数量にはこだわらずに事業運営する方針を示した。鉄道の無人化などの効率化や高品位鉱石の供給などを通じて、競争力ある西豪州の拠点を軸に利益成長の機会を追求する方針だ。