2019年10月15日

世界粗鋼生産豪当局見通し 19年、4年ぶり減少

 豪州当局がまとめた見通しによると、2019年の世界の粗鋼生産は17億7600万トンと前年比2・4%減る。4年ぶりの減少。中国、インドが伸びる一方でブラジル、米国などが減る。世界生産は20年は増勢に転じ、21年は18年の最高を更新するとみている。この間の中国はさらに伸びるシナリオで、21年は最高を更新する。インドは最高の更新が続く。粗鋼需要は最高の更新が続き、21年には初の18億トンに乗せるとみている。

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