ＢＨＰ純利益 7―12月86％減 西豪でニッケル減損

豪資源大手のＢＨＰが20日発表した昨年7―12月決算によると、純利益は9億2700万ドル（1307億円）と前年同期比85・6％減った。ブラジルペレット合弁事業のサマルコの事故関連、西豪州のニッケル関連減損の特別費用で56億4200万ドルを計上したのが響いたが、基礎的利益は66億ドル規模で前年並みとしている。上期の基礎的金利・税・償却前の利益（ＥＢＩＴＤＡ）は138億7500万ドルと4・9％増えた。