2018年2月28日

TRIP鋼の引っ張り力に対するふるまいを解明

 日本原子力開発機構、兵庫県立大学、総合科学研究機構、京都大学の4者はこのほど、自動車部材になどに使われる「TRIP鋼」の引っ張り力に対する結晶構造の変化およびそれがもたらす影響を解明することに世界で初めて成功した、と発表した。茨城県東海村のJ―PARC(大強度陽子加速器施設)に設置している高性能工学材料回折装置「匠」を使って、長さ5センチメートルのTRIP型鋼試験片を千切れるまで引っ張りながら、中性子回折測定を実施し、解析・証明した。







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