2019年10月30日

鉄鉱石の新脱リン手法 高炉4社共同開発へ

高炉大手4社と金属系材料研究開発センター(JRCM)は鉄鉱石の新たな脱リン手法の共同開発に乗り出す。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の開発プロジェクトとして今年度から5年計画に入る。鉄鉱石のリン含有分が高まる傾向のなか、現状のプロセスでは追加的なコストやエネルギー消費が避けられない。新たに焼結前の段階でリンを除去するなどで今後の鉱石品位の劣化のなかでコスト高などを抑制する狙い。競争力のある高級鋼生産を続けるために必須の技術として、関連するペレット化やリンの活用などを含めて開発する。







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