宝山鋼鉄、国内向け熱延などを値下げ

　中国の宝山鋼鉄は熱延鋼板、冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板をトン２００元値下げするなど、４月積みの国内向け販売価格を決めた。熱延鋼板はＳＰＨＣ品の３・０ミリ厚で増値税抜き３５４２元（５１７ドル、５万５００円）になる。

　３カ月ぶりの値下げで足元の市況軟化に対応する。厚板、ブリキ、電磁鋼板は据え置く。月次単位の価格改定を継続し、市場の変動に機敏に対応する考えだ。