2009年3月17日

鉄スクラップ、国内価格 底値圏に

 国内鉄スクラップ価格が底値圏へ突入した。高炉・電炉メーカー各社の大幅減産が続き、「国内製品市況の影響もあり、若干の下げ余地が残る」(商社)なか、東アジア鉄鋼メーカーが日本産鉄スクラップの買い付けを再開。

 新規輸出価格が国内相場を上回っていることに加えて、「下級品やダライ粉などが逆有償に陥る、指標品のH2電炉買値トン1万5000円」(ヤード筋)が迫っているためだ。







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