2009年4月6日

国内小棒電炉、韓国規格の取得加速

 小棒電炉メーカーで異形棒鋼の韓国産業規格(KS規格)を取得する動きが加速している。韓国政府が建設用資材についてKS規格の取得を義務づけたためで、全国に28社ある小棒電炉メーカーのうち、すでに取得または取得準備を進めているメーカーは10社に及ぶ。

 異形棒鋼輸出の約70%を占める韓国向け(2008暦年で42万トン超)の影響は大きく、今後もKS規格を取得するメーカーが増えそうだ。