2009年5月12日

住友金属・和歌山、新第1高炉 7月中旬火入れ

 住友金属工業は和歌山製鉄所新第1高炉(内容積3700立方メートル)の火入れを予定通り7月中旬に実施する。稼働中の第4高炉(同2700立方メートル)を休止し、7月17日に新第1高炉にスイッチする予定。

 世界的な景気後退により鉄鋼需要が大幅に減退し、住金も和歌山・鹿島両製鉄所、住友金属小倉でそれぞれ減産を余儀なくされている。ただし和歌山は堅調なシームレスパイプや台湾・中国鋼鉄向けのスラブなどを生産し、足元の厳しい環境下でも安定操業が見込めることから予定通り新第1高炉に火入れし、需要回復期に備える。







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